これまでの Webとデザイン勉強会

「デザイナーな書き初め」筆文字ロゴを作ってみよう!(2016年1月)

新年最初の月イチ勉強会は、筆文字ロゴにチャレンジしました。

Web、特に小さな会社のWeb担当あたりをやっていると、あまりアナログで作業することはありません。

ということで、新年っぽく書き初めをしよう、でもデザイナーの端くれとして、ちょっとらしいことをしたいと思い、筆文字ロゴを書いてみることにしました。

Webとデザイン月イチ勉強会、筆文字ロゴを作ってみようの様子

習字の経験は関係ない

はい。関係ありません。

私自身、筆文字ロゴを勤め先で1回書いたことがありますが、書道の経験なんてありません。習字教室に通ったことも、ユーキャン的な経験もありません。

なにより私は左利きです、筆が下手どころかそもそも左では書けないのが筆なんです。

しかし今回は楷書を書きたいわけではない!

筆文字ロゴは、筆文字ですがロゴです。文字ですが、一枚絵としての側面を持つのです。

狙った線を書くためなら、タップリ墨をつけようが、思いっきりかすれさせようが、筆を寝かせようが自由です。

だから字が下手でもできる。それが筆文字ロゴ(だと私は思っています)

実際必要としている人も

参加者さんの中には、実際に仕事で書かなきゃならないとか、個人の活動のロゴとして作りたいロゴがあるという方も。

書いていくうちに枠が外れ、洗練されていく

文字ですが、ロゴという一枚絵。

最初は、いかにも習字といったプロポーションしかかけなくても、何枚も何枚も書いていくうちにアイデアが浮かび、次第にロゴらしいプロポーションにどの作品も洗練されていきました。

線をコントロールする

次第に、理想のロゴのイメージが固まっていきます。

頭の中にあるそのイメージを、筆で書きだす。

極端に太いところや細いところ、点を打つところはわざと丸く墨を落としたりして、強弱や変化をつけると、ロゴらしくなっていきます。

狙った線を書くためには、力加減や腕の運びが重要に。

書き始めから、書き終わりまで、線をコントロールしていきます。

Illustratorに取り込んでパス化

ロゴはサイズの変更ができなければ使えません。

小さくするのはよくても、拡大に耐えるものにするため、Illustratorでのパス化のデモも行いました。

  1. 高解像度でスキャン
  2. 紙のよれが影になるので、Photoshopで飛ばす
  3. Illustratorで開き、”白黒のロゴ”でライブトレース
  4. 値を調整して、理想のプロポーションになったら”拡張”
  5. パス化の完成! 拡大しても耐える耐える!

ザックリはこんな感じです。レッツ・トライ!

「そうです。人生に Command+Z はないんですよね」

というのはまぁその場ででた冗談ですが、人生もといアナログ作業は戻すことができません。

墨文字は書いちゃったらそれまで。線が失敗したからそこだけ戻すなんてことはできません。

途中までうまくかけたけど、最後の線がぐにゃったら書き直し。

「でも、こうやって制限があるなかで工夫するのが面白いし、アイデアがでますね」

という感想もありました。

戻せないけど、パーツは作れる

筆文字ロゴづくりは書道ではありません。最終的にIllustratorでパス化するので、線やパーツ毎に書いてパソコンで調整したっていいのです。

文字をバラバラに書いて、Illustratorで詰めを調節したり、にじみやこぼしの装飾は別の半紙に墨落として素材にしたり。

最終成果物のクオリティがあがるならどんどんやっちゃおう!(と、私は思います)

ただ、円の中に文字を組むなど、一枚絵としての文字の調整が必要な場合は、一度に書いてしまった方が、結果として自然なロゴに見えたりするので、これまた難しいところです。

いろんなアプローチで何度も何度も書くことが、正解への近道かなと思います。

久々の筆と墨

参加者さんからは、久しぶりに墨と筆で文字を書いたということで、純粋に楽しんで頂けたようでした。

パソコンの中だけで完結しがちな制作に少しでも取り入れていけたらなぁと思います。

それではまた、次回の勉強会でお会いしましょう!

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